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世界でも有数の大自然を味わえるグランドキャニオンは、アメリカ屈指の観光名所です。雄大な赤い渓谷の姿は、世界中の人々を魅了し、繰り返し訪れる人も少なくありません。

1919年にグランドキャニオン国立公園として指定され、1979年にはユネスコ世界遺産にも登録されました。東西の長さは約500キロメートル、広さは約4900平方キロメートルにも及びます。グランドキャニオンの魅力やアクセス、歴史などについてご紹介していきましょう。

 

グランドキャニオンの歴史

グランドキャニオンは、アリゾナ州北部にある大渓谷です。渓谷の間にはコロラド川が流れ、数百万年以上に渡る地層の重なりを目撃することができます。

その起源は7000万年前のカイバブ・アップリフトと呼ばれる地殻変動に求められ、現在の渓谷の姿となったのは約200万年前ではないかと言われています。

少なくとも4000年前にはこの地にネイティブアメリカンが住んでおり、15世紀から16世紀にかけてヨーロッパ人が海を渡って訪れ、スペイン領となりました。地域の科学的な調査は、1869年にアメリカ軍人ジョン・ウェズリー・パウエルによって行われたと伝えられています。

1919年にアメリカの国立公園に指定されて以来、年間世界中から500万人の観光客が訪れています。また、300種近い野鳥、74種の哺乳動物、さらに48種の爬虫類と5種の両生類が生息していると言われています。

 

アクセスはラスベガスから

訪れるには、ラスベガスから飛行機やバスなどを利用するのが一般的です。ラスベガスからグランドキャニオンまでは、車で約5時間、飛行機では約1時間です。

ロサンゼルスから飛行機を使っても、約1時間半で行くことができます。ツアーではなく、レンタカーなどを使い個人で行くことも可能ですが、11月から4月までは降雪や路面凍結の恐れがあるためチェーンタイヤなどを準備しておきましょう。

国立公園内に着いてからも非常に広いため、園内無料シャトルバスを利用する人が多いようです。2014年時点での入園料は、徒歩やオートバイなどの個人で12ドル、自家用車は1台あたり25ドルとなっています。

 

サウスリムとノースリム

グランドキャニオンは南北で大きくサウスリムとノースリムに分けられています。標高2000メートルのサウスリムが観光の中心で、ホテルやロッジなど6つの宿泊施設があります。他にもレストランや銀行、ギフトショップなどもあり、滞在に便利なように整備され、年間を通して開園されています。

サウスリムの中心部はビレッジと呼ばれ、ビレッジの東がイーストリム、西がウエストリムと分けられています。主なビューポイントもその周辺にあります。

一方、ノースリムは標高2500メートルで、冬期は閉鎖されます。宿泊施設も1ヶ所のみとなっています。

 

グランドキャニオンの見どころ

人気のビューポイントをみていきましょう。まずは、「マーサーポイント」と呼ばれるビジターセンターの近くのポイントです。ここから見る朝日の美しさは有名で、もっともメジャーなポイントの1つです。

続いては「ヤバパイポイント」です。コロラド川にかかる橋や周辺の宿泊エリア、インディアンガーデンなどを一望できます。

イーストリムにある「デザートビューポイント」も有名です。「ウォッチタワー」と呼ばれる展望台の上からグランドキャニオンを見回せます。

ビレッジのブライトエンジェル・ロッジから西に向かうと、「ブライトエンジェル・トレイル」という山道を楽しむことができます。コロラド川に向かって1300メートル下っていくコースです。下りは良いのですが、上って戻るのが大変なため、水などをしっかり用意して臨みましょう。

そして、「グランドキャニオン・スカイウォーク」も人気です。こちらは厚さ4インチのガラス張りの橋で、谷底から1200メートルの高さで空中散歩を楽しめます。場所は国立公園内ではなく、ウォラパイ族という現地先住民の居住区にあります。

 

おわりに

真っ赤な大地と折り重なる地層から、地球の大きさを感じさせてくれるのがグランドキャニオンの魅力です。雄大な自然の息吹をぜひ味わってみてください。

 

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